【2025年最新版】「DEIってなに?」にお答えできる人気の講師11選!講演会のテーマも紹介
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近年注目を集めるDEIとは

DEIとは、企業や組織において、多様な人材がそれぞれの個性を尊重され、公平な機会が与えられ、すべての人が組織の一員として受け入れられ活躍できるような環境づくりを目指す概念です。
以下3つの言葉の頭文字をとって「ディー・イー・アイ」とよばれています。
Diversity(多様性): 個人の違いを認識し、尊重することです。性別、年齢、人種、国籍、宗教、性的指向、障がいの有無といった目に見える違いだけでなく、考え方、経験、スキル、価値観といった目に見えない違いも含まれます。多様な人材が集まることで、新たなアイデアが生まれやすくなり、問題解決能力の向上にもつながります。
Equity(公平性): 人それぞれの状況やニーズに合わせて、公平な機会や資源を提供することです。これは「平等(Equality)」とは少し異なります。平等はすべての人に同じものを提供することですが、公平性は、たとえば「足が届かない人に踏み台を用意する」ように、個々の状況に合わせて必要なサポートを提供することで、全員がスタートラインに立てるようにすることを目指します。
Inclusion(包括性): 多様な人々が組織の中で歓迎され、尊重され、安心して自分らしく貢献できる環境を創ることです。ただ多様な人材を集めるだけでなく、彼らが組織の中で孤立せず、意見を自由に発信でき、貢献できると感じられるような状態がインクルージョンです。
昨今なぜDEIが必要とされているのか
DEIは、単に「良いこと」だから推進されるだけでなく、ビジネス上のメリットも大きいとされています。
イノベーションの創出 : 多様な視点や経験が交わることで、これまでになかったアイデアや解決策が生まれやすくなります。
従業員のエンゲージメント向上 : 自分らしく働ける環境は、従業員の満足度やモチベーションを高め、定着率の向上にもつながります。
企業イメージの向上 : 多様性を尊重する企業は、社会からの評価が高まり、優秀な人材の獲得にも有利になります。
市場の変化への対応力 : 多様な顧客のニーズを理解し、多様な視点から製品やサービスを開発することで、市場の変化に柔軟に対応できるようになります。
DEIに関する講演会で人気の講師11選

ここからは、DEIに関する講演会で人気を集めている講師を、厳選して11名紹介します。紹介する講師は、以下の方々です。
- 若宮 正子(わかみや まさこ)/ ITエバンジェリスト
- 小島 慶子(こじま けいこ)/ エッセイスト
- 東 ちづる(あずま ちづる)/ 俳優
- KABA.ちゃん(かばちゃん)/ タレント
- 黒川 伊保子(くろかわ いほこ)/ 株式会社 感性リサーチ 代表取締役
- 浜田 敬子(はまだ けいこ)/ ジャーナリスト
- ハリウリサ/ ものまね芸人
- 瀬地山 角(せちやま かく)/ 東京大学大学院総合文化研究科教授
- 京谷 和幸(きょうや かずゆき)/ 車いすバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチ
- 小国 士朗(おぐに しろう)/ 注文をまちがえる料理店 発起人
- 副島 淳(そえじま じゅん)/ 俳優・タレント
1名ずつ紹介するので、講師を招く際の参考にしてください。
若宮 正子(わかみや まさこ)

80歳を過ぎてから独学でアプリ開発を始め、ITエバンジェリストとして世界的に活躍。米国アップル社での登壇や国連でのスピーチなど、年齢にとらわれない生き方で多くの人々に勇気を与えています。政府主催会議の構成員も務めるなど、活動の幅を広げている若宮氏の講演は、「人生100年時代」を豊かに生きるためのヒントが満載です。
【主な講演のテーマ】
- Let’s まぜこぜ ~浅く広くゆるくつながろう~
- 心豊かに自分らしく生きる~つながる よりそう~
- 誰も排除しない『まぜこぜの社会』をめざして
小島 慶子(こじま けいこ)
アナウンサー、エッセイストとして活躍。かつての「女子らしく」というジェンダーバイアスに悩みながら、仕事と育児の両立、日本とオーストラリアの二拠点生活を経験。現在は日本に定住し、多様な生き方や働き方の重要性を発信しています。自身の経験を振り返りながら、性別や働き方の制約にとらわれず、自分らしいキャリアを築くためのヒントを届けます。
【主な講演のテーマ】
- 仕事と人権〜ジェンダー平等からはじまる、これからの生き方、働き方
- 絶体絶命は打ち出の小槌〜ピンチをチャンスにする発想法
- 違いを尊ぶって、どういうこと?〜多様性は半径2メートルから
- 「ふつう」ってなんだろう?〜発達障害と生きる
東 ちづる(あずま ちづる)

俳優として活動する傍ら、長年にわたり骨髄バンクや障がい者アート支援など、多岐にわたる社会貢献活動に従事。東日本大震災を機に、誰もが生きやすい「まぜこぜの社会」を目指す「一般社団法人Get in touch」を設立し、理事長を務めています。講演では、LGBTQや障がい、国籍など、多様な「ちがい」を認め、人とつながることの重要性を独自の視点から語りかけます。
【主な講演のテーマ】
- Let’s まぜこぜ ~浅く広くゆるくつながろう~
- 心豊かに自分らしく生きる~つながる よりそう~
- 誰も排除しない『まぜこぜの社会』をめざして
KABA.ちゃん(かばちゃん)
男性として生まれ、幼い頃から性別に違和感を抱いていました。ダンスユニットとしてデビュー後、性別適合手術を経て戸籍上の性別を女性に変更。自身の経験から得た葛藤や、自分らしく生きるための覚悟について語ります。講演では、自分らしくあることの大切さを伝え、性的マイノリティであるLGBTQへの理解を深めるきっかけを与えます。
【主な講演のテーマ】
- 知ってほしい、LGBTQのこと~これが私。自分らしく生きるために~
黒川 伊保子(くろかわ いほこ)

脳科学・ことばの研究者であり、株式会社感性リサーチの代表。男女の脳の違いや脳の発達の仕組みを研究し、日々のコミュニケーション、子育て、マーケティングなど様々な問題を解決するヒントを提示します。講演では、脳科学の視点から人間関係の悩みを紐解き、日常生活やビジネスに役立つ実践的な知識を、分かりやすくユーモアを交えて解説します。
【主な講演のテーマ】
- AIとの付き合い方~新たなビジネスセンスを手に入れる
- 対話のトリセツ ~「脳が創り出す男女のミゾ」解消法
- 感性マーケティング~市場の女心、男心のつかみ方
- 人生に効く脳科学 ~脳が創り出す男女のミゾ、人生の波
浜田 敬子(はまだ けいこ)

「AERA」元編集長で、現在はジャーナリストとしてテレビでも活躍。多様で柔軟な働き方や、自身の強みを活かすキャリア形成について、独自の視点で発信しています。講演では、仕事とプライベートを両立するための具体的なヒントを、豊富な取材経験をもとに分かりやすく解説します。女性管理職の育成やミレニアル世代の動向など、幅広いテーマに対応します。
【主な講演のテーマ】
- つるの剛士子育てトークショー~子育てを楽しもう
- パパの参加が家族の未来へ「父親が関わる子育て」支援トークショー
ハリウリサ

ものまね芸人として、その圧倒的な表現力で人気を集めています。いじめを経験した過去や、芸人として夢を追い続けてきた道のりを、明るくユーモアたっぷりに語ります。講演は、進路に悩む若者や自己肯定感を高めたい世代に特におすすめです。「諦めなければ夢は叶う」という力強いメッセージとともに、自分らしく生きることの楽しさを伝えます。
【主な講演のテーマ】
- いじめを受けていた過去から
- 芸人として活躍する現在までの人生を振り返りながら
- LGBTQ
- 諦めなければ夢は叶う
瀬地山 角(せちやま かく)

東京大学大学院教授。東大生が最も受けたい授業として知られるジェンダー論の教鞭を執り、「笑って考える男女共同参画」をテーマに講演活動を行っています。身近な例を用いて、男女の「社会的性差」やワークライフバランス、少子高齢化といった社会問題を分かりやすく解説。ユーモアを交えた語り口で、聴衆に気づきと学びをもたらします。
【主な講演のテーマ】
- 笑って考える男女共同参画
- 笑って考えるワークライフバランス
- 笑って考えよう家庭のこと、仕事のこと、未来のこと
- 笑って考える少子高齢社会
京谷 和幸(きょうや かずゆき)

Jリーガーとして活躍中に事故に遭い、車いすバスケットボール選手に転向。パラリンピック出場という新たな夢を叶えました。現在は男子日本代表ヘッドコーチを務めています。講演では、逆境を乗り越え、夢を二度叶えた自身の経験を語り、失敗を成長の糧とすること、そして出会いに感謝することの大切さを伝えます。
【主な講演のテーマ】
- 夢を叶えるためのSTEP5~夢を2度叶えた男の生き方~
- 失敗は成長のもと~事故が教えてくれたこと~
- パラリンピック銀メダルへの道のり~京谷式リーダーシップ論~
小国 士朗(おぐに しろう)

「注文をまちがえる料理店」の発起人。認知症の人が接客するこのユニークな取り組みを通じて、誰もが生き生きと暮らせる共生社会のあり方を提案しています。講演では、一人ひとりの個性を尊重し、輝かせることの重要性や、社会の多様性と寛容性について語ります。その熱いメッセージは、新しい社会の風景を創造するヒントを与えてくれます。
【主な講演のテーマ】
- 「注文をまちがえる料理店」のこれまでとこれから
- 「にわか」のすゝめ ~熱狂するど素人が変える、社会の風景~・
- 肩書きのない名刺を持とう(学生向け・キャリア形成)
副島 淳(そえじま じゅん)

日本人の母とアフリカ系アメリカ人の父を持つ俳優・タレント。自身の外見に悩んだ経験をユーモラスに語り、違いを受け入れることの大切さを伝えます。講演では、多様な人が共存する社会で、お互いの「ちがい」を楽しみ、心地よく生きるためのヒントを提示します。ありのままの自分を受け入れ、他者との違いを「強み」に変えるメッセージは、多くの人に勇気を与えます。
【主な講演のテーマ】
- ちがいを楽しむ
- いま君のいる場所だけが、世界のすべてじゃない
- 多様性のある社会で ~違いを知ることの大切さを考える~
- 違いは武器に
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まとめ

DEIは、単に「多様な人を集める」だけではなく、集まった多様な人々が「公平に機会を得て」、それぞれが「自分らしく貢献できる」ような環境を組織全体で作り上げていく取り組みです。これにより、組織はより強く、より革新的に、そして社会に対してより良い影響を与えることができるようになります。
この記事では、DEI講演に関する講演会で人気の講師を11名紹介しました。
紹介した講師たちは、それぞれの専門性や体験を通じて、心に響くメッセージを届けます。
この記事を参考に、目的に合った講師を選び、参加者にとって有意義な講演会を実現しましょう。