おおぬま えりこ大沼 えり子
- 肩書き
- 作家/保護司
認定特定非営利活動法人ロージーベル理事長
DJ・シンガーソングライター:Rosy(ロージー) - 出身・ゆかりの地
- 宮城県
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大沼えり子さんは、保護司として、少年院に番組を提供するDJとして、また子どもたちの居場所づくりに取り組むNPOの理事長として子どもたちの支援に尽力されています。講演では、日々の活動を通して見える子どもたちの現状と支援の在り方、東日本大震災後の子どもたちの現状についてお話しいただけます。
プロフィール
大学在学中から東京、仙台を中心に司会やシンガーソングライター&D.J.として活躍。 結婚後、嫁ぎ先の割烹の若女将の仕事をこなしつつ、2001年保護司の委嘱を受ける。 少年たちの更生に尽力する傍らD.J.Rosyとして北海道・東北地方にある3つの少年院に向けて院内放送「カントリーボーイ」を制作し、同録を贈り続け、 かたわら帰る家のない少年たちの自立を支援する認定NPO法人「Rosy Bell」を設立、代表を務める。又、保護司や法人活動をきっかけに24時間対応の電話相談を行い、数多くの相談者や親子と向きあい、問題解決に向け奔走している。この電話相談をきっかけに、2010年3月子育ての指南書、『子育てよかった物語』を学研パブリッシングより出版。
また、自らの経験を素に熱い想いを講演や著書でも伝えている。著書では、「この想いを伝えて・・・」を2007年に出版。 この作品を原案とした中部日本放送CBCスペシャルドラマ『ガラスの牙』が2007年日本民間放送連盟テレビドラマ部門優秀賞を受賞した。
続けて、2008年「君の笑顔に会いたくて」を出版。 この2作品を原作とし、2010年3月TBS月曜ゴールデンにて2時間ドラマ「ガラスの牙」が放映され話題を呼んでいる。
2011年3月の東日本大震災では、宮城県名取市で震災を体験し、被災者であり、復興活動支援にも取り組んでいる。
アーティストとして「Rosy & Rosy family」のライブでは、様々な愛を曲に綴り、オリジナリティー溢れるRosy worldのステージを展開、会場いっぱいの楽しさと感動を共有している。
2017年、家族・地域・社会そして命をテーマに、自身の著書「絲」~君の笑顔に会いたくて~を原作とした、映画「君の笑顔に会いたくて」を製作、同年9月から上映が始まり、多くの感動の声が寄せられている。
※2009年~2017年 宮城県教育委員
主な講演実績
行政・学校・PTA
宮城県庁/太田市青少年健全育成大会/山形県東根市青少年市民大会/福島市青少年健全育成大会/郡山市青少年健全育成大会/仙台地区青少年育成市町村民会議研修会/福島県更生保護大会/酒田市保護司会/静岡県三島・大仁保護司会連合会/岡崎市社会福祉大会/埼玉社会福祉協議会/日本福祉施設士会岩手大会/登米市社会福祉協議会//花巻市民生委員児童委員協議会/DV 防止事業(釧路市)/自殺防止講演会(宮城県)/宮城県子どもの虐待防止推進全国フォーラム/伊勢市人権教育をすすめる市民の集い/串本町人権講演会(和歌山県)/下野市人権教育講演会(栃木県)/鳥羽市人権講演会(三重県)/早稲田大学/宮城県名取高等学校 PTA 講演会/盛岡市 PTA 連合会/宮城県栄養教諭・学校栄養職員研修会/西白河 PTA 連合協議会/栗原中学校父母教師会/私立高校事務職員研修会/白石仙南保育所長研修会/仙南保育所連合会保育士部会 他多数
その他団体
財団法人アジア刑政財団千葉支部講演会/独立行政法人教員研修センター指導者研修会/宮城県赤十字有功会/仙台弁護士会/前橋市 NPO 法人エンパワメントぐんま公開講座/NPO 法人ワンファミリー仙台 自殺対策研修会/みやぎせんだい NPO センター/福岡非行少年更生支援ネットワーク/仙台市里親サロン/国際ソロプチミスト仙台アイリス/NPO 法人フェアレード東北/仙台カウンセリング研究会/JA みやぎ女性組織協議会/盛岡ユース塾(内閣府)/九州ブロック研修会(内閣府)/更生保護フェスタ(法務省)/名取市議会議員研修会/大河原学校警察連絡協議会/塩釜地区学校警察連絡協議会/仙台青葉ライオンズクラブ/ライオンズクラブ仙台/ゾンタクラブ仙台/名取ロータリークラブ/大崎市青年会議所/仙台商工会議所/亘理山元商工会 他、宗教団体、法人会等多数
受賞歴
2015年8月 作田明賞受賞
2016年11月 社会貢献支援財団表彰
主な講演のテーマ
1. いのちをつなぐ言葉の力~東日本大震災を乗り越えて~
2. いじめの存在~いじめを乗り越える為に~
3. 君の笑顔に会いたくて~DJ保護司から見た若者たちの姿~
4. 今、親として~子供達にとっての家庭~
5. 言葉の魔法~命を持つ言葉~
6. 何でも大作戦~子供たちとのコミュニケーションの為に~
7. 差し延べる手~就労と優しさ~
8. この想いを伝えて・・・~保護司の視点から~
9. 本当は人間って優しいんだよ~心の中に住んでいる優しさに気づいて~
10. 自分の為に、人のために~今、貴方が出来る事~
11. まず!自分を好きになる~誰かを好きになる為に~
12. 想像力と言う力~過去と今、そして未来の自分の為に~
13. 命~生きるということ、生きているということ~
14. 責任の行方~責任の持つ意味~
15. レッツ!ビギン~怖がらずにまずはチャレンジ~
著作紹介
講師紹介動画
聴講者の声
- 東日本大震災を経験されいろいろな体験談に感動しました。いのちを繋ぐ言葉の力、大沼さんからの真実の言葉には心が動かされます。人は信頼し、手をつなぎ合うことの大切さ、愛することの大切さ、大変勉強になりました。子どもたちはみな異なる存在、一人ひとりがちがうことが問題ではなく、一人ひとりがいかに輝いているかが問題である。そのためにも努力したい。
- 子育てをする中で、子どもはその家の空気を吸って育っていくのだということを感じました。今日の講演は忘れません。日々努力します。
- 普段の生活では知る事のできない事をたくさん聞く事ができて、大変貴重な時間を過ごす事ができました。何か社会で役に立つことがあればと考えるきっかけになりました。
- 実際に被災された方のお話を聞き、改めて被害の甚大さを知らされました。大沼さんのバイタリティはすごい。見習いたいです。
- 家族のあり方を改めて学ばせて頂きました。「ありがとう」「大丈夫、がんばろう」という言葉の大切さを学びました。
- 今回の講演会は、知らなかった少年院の実態とその子たちの背景を聞かせてもらい、自立を助けることの大切さ、近隣との付合いの大切さを知ることができた。良い話でとても良かった。話し方もうまくて、ひきこまれ頭の中に情景が浮かんだ。
- 「大丈夫、大丈夫。ありがとう、ありがとう。」の言葉をもとに今後とも頑張っていきたい。子育て、少年院での具体的話ほんとうに感動しました。やはり人間は「心」だということを改めて認識しました。話を聞くひとりひとりが自分を大切に思え、また、人に優しくなれる講演でした。