むなかた えみこ宗片 恵美子
- 肩書き
- NPO法人イコールネット仙台代表理事
- 出身・ゆかりの地
- 宮城県
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宗片恵美子さんは東日本大震災の前から、災害時に女性が抱える問題の掘り起こしに携わってこられました。震災後、その活動に基づく提言は政府の防災計画にも盛り込まれました。
避難所・仮設住宅を訪問し被災者の生の声を聞き、実際に行ってきた支援活動に基づいて「なぜ防災に女性の視点が必要なのか」お話していただけます。
プロフィール
男女共同参画社会の実現に向け幅広く取り組むとともに、男女共同参画を核としたネットワーク形成をめざし活動を行っている。
2003年、男女共同参画の推進に向け、イコールネット仙台の設立にかかわる。
2008年、仙台市内の女性を対象に「被災時における女性のニーズ調査」を実施した。震災発生以降、避難所・仮設住宅の訪問を行い、女性の現状把握に努めるとともに「洗濯代行ボランティア」や「被災女性のための語り合いサロン」等に取り組んだ。
2013年から、「女性のための防災リーダー養成講座」を実施、人材育成にも取り組んでいる。
2011年年6月、「女性のチャレンジ賞」(内閣府)を受賞。
仙台市震災復興検討会議委員、内閣府中央防災会議防災対策推進検討会議委員等を経て、現在、内閣府男女共同参画会議議員、仙台市防災会議委員等を務める。
主な講演のテーマ
1. 被災地から学ぶ女性の視点で考える防災セミナー
2. 防災・減災と男女共同参画~今、私たちが伝えたい事~
3. 災害に強い地域づくりのために~防災・減災に女性の力を活かす~
4. 女性のリーダーシップと多様性
東日本大震災の教訓として、男女のニーズの違いや多様な生活者の視点に配慮した防災対策・減災対策の重要性が指摘されましたが、「女性の視点」での防災対策については、まだまだ認識が十分ではないのが現状です。被災された女性の生の声を聞き、実際に行ってきた被災地での支援活動を通して「なぜ防災に女性の視点が必要なのか」、「平常時からできる女性の視点を持った防災・減災の取組」などについて分り易くお話します。