SDGsとは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と教育、豊かさを享受できるように、17の目標と169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
持続可能の定義とは「将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たす」こと。一時的な利益ばかりを求めて、環境や人権を犠牲にしていては地球が立ちいかなくなります。例えば木材需要に対応するために「途上国で伐採して安く輸入すればいい」というやり方で森林破壊問題が起こり、結果的には地球温暖化、経済格差拡大、生態系の混乱などを招くことになりました。そうではなくて、これからは国も企業も「経済開発」「社会的包摂」「環境保護」を並び立たせた政策や方針が必須となります。
この特集では目標別にSDGsをテーマにした講演会・セミナーを企画している主催者様におすすめ講師をご紹介します。
目標別オススメ講師
・1.貧困をなくそう 2.飢餓をゼロに 10.人や国の不平等をなくそう
・3.すべての人に健康と福祉を 11.住み続けられるまちづくり
・4.質の高い教育をみんなに
・5.ジェンダー平等を実現しよう
・8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
・12.つくる責任つかう責任
・13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう
・16.平和と公正をすべての人に
1.貧困をなくそう/2.飢餓をゼロに/10.人や国の不平等をなくそう
湯浅 誠(社会活動家)
講演テーマ「人としての尊厳を守る~貧困と人権~」
実例を交えながら子どもや女性の貧困問題、格差社会、人権問題まで多岐に渡ってお話しします。
岩朝 しのぶ(特定非営利活動法人日本こども支援協会 代表理事)
講演テーマ「豊かな国に生まれた貧しい子ども達」
「里親」としての子育て、子どもをとりまく環境を伝え、子どもたちに広がる貧困の問題を提起します。
石川 結貴(作家/ジャーナリスト)
講演テーマ「無縁化する子どもたち~虐待と貧困の現場から」
家族の孤立化、地域の希薄化、経済格差など、児童虐待の背景にある様々な問題に対する具体的な対応策を提言します。
山本 健治(フリーライター)
講演テーマ「格差が貧困を深刻にしている ~追いつめらる若者・女性・子ども~」
格差社会がもたらす現代社会の問題点を、おなじみの「ヤマケン節」で厳しく指摘します。
岡本 工介(社会福祉士)
講演テーマ「子どもの貧困という今の社会課題」
高槻富田における子ども食堂、学習支援事業の実践など、子どもの貧困の課題を超えていくための居場所づくりの実践談をお伝えします。
アグネス・チャン(歌手/エッセイスト)
講演テーマ「みんな地球に生きる人~世界の子供達は今」
戦火で暮らす子ども達の日常など世界の現状や自分を取りまく社会に目を向ける大切さ、人間としての生き方、歩むべき道について提言します。
3.すべての人に健康と福祉を/11.住み続けられるまちづくり
國森 康弘(写真家/ジャーナリスト)
講演テーマ「写真が語る、いのちのバトンリレー 〜地域で看取りを考える」
在宅医療現場での看取り、皆が安心して生きることのできる地域づくりの現場、「命」の有限性と継承性を写真を交えてお伝えします。
町永 俊雄(福祉ジャーナリスト)
講演テーマ「“自分らしく”を作るための地域力~私たちの共生社会へ~」
認知症、引きこもり、発達障がい、地域包括ケア、自死問題など、豊富な取材経験を基に身近な問題として分かりやすくお話しします。
北折 一(元NHK「ためしてガッテン」演出担当デスク)
講演テーマ「健康生活の極意 ~納得!健康情報の選び方と使い方~」
ためしてガッテン流の簡単に実践できる健康づくり法と健康情報の読み解き方を紹介し、「人々のよりよい生活」のお手伝いをします。
おおたわ 史絵(総合内科専門医)
講演テーマ「病気になる人ならない人 ~日々医療に携わる経験から~」
生活習慣を改善することにより、病気によるリスクを軽減して、病気になりにくい体質にするために役に立つお話をします。
堀尾 正明(フリーキャスター)
講演テーマ「あなたが主役でまちが輝く~地域の底力のヒミツ~」
全国各地の地域づくりの取り組み、自分たちの手で魅力あるまちに変えていく楽しさを事例とともにお話しします。
鈴木 ひとみ(人権啓発講師)
講演テーマ「すべての人に対してやさしい街づくり ~住み良い地域とは何か」
様々なハンディキャップのある人がいる中、だれもが住みやすい街づくりとは何か、その本質を紐解きます。
4.質の高い教育をみんなに
バイマー ヤンジン(声楽家)
講演テーマ「人はなぜ学ぶのか? -字の読めない親への思い-」
チベット人歌手として、自国に小学校を建設するため全国的にコンサート活動を行なう。ユーモアたっぷりの語りとチベット民謡など披露。
上之山 幸代(アルパ奏者/学校心理士)
講演テーマ「子どものこころに寄り添って」
考える講演、感じる講演。南米のハープアルパ演奏とトークを織り交ぜた独自の講演スタイルが好評。
内田 美智子(助産師/思春期保健相談士)
講演テーマ「キラキラ輝く子どもたちの笑顔がずっとずっと続くために」
「いのち」「生」「性」「食」をテーマにし、この世にいのちが誕生することがいかに奇跡なのかを語る。
家田 荘子(作家/僧侶)
講演テーマ「子育てには、親育て ~家庭、学校、社会の現場から~」
光の当たらない弱者の立場に立ち「生の声」を伝える。常に「生きること」「子どもたちの現状」に真摯に向き合い続けています。
今村 克彦(共育者/元小学校教諭)
講演テーマ「ホンマの子どもら見たってや」
教師歴24年間の現場実績を踏まえ、従来の「教育」とは一線を画した、共に育ち合う「共育」を提言。交えながら涙あり笑いありの講演。
内村 周子(スポーツクラブ内村・コーチ)
講演テーマ「子どもはみんな一生懸命」
オリンピック金メダルを獲得した内村航平選手の母。オリンピック選手選手に育てあげた指導者・母親としての、子どもの才能の伸ばし方の極意を語る。
5.ジェンダー平等を実現しよう
白井 文(前尼崎市長)
講演テーマ「意思決定の場への女性の参画」
尼崎市の市議会議員、市長を務めた経験なども交えて、女性のエンパワーメントをお伝えします。
谷口 真由美(法学者)
講演テーマ「女性議員はなぜ少ない?どうしたら増やせる?」
おばちゃん目線でオッサン政治をチェックしながら問題提起。女性だけでなく、私たちの身の回りで見られる人権問題についてもお話しします。
田中 俊之(大正大学心理社会学部准教授)
講演テーマ「男性学の視点から男女共に生きやすい社会を考える」
ワーク・ライフ・バランスを見直し「性別にとらわれない多様な生き方」への方向転換を提案します。
大崎 麻子(ジェンダー・スペシャリスト)
講演テーマ「グローバルスタンダードから見た日本」
国連開発政策での経験をもとに、ジェンダーの視点から、誰もが生きやすい社会とはどのようなものかをわかりやすくお話しします。
坂東 眞理子(昭和女子大学理事長・総長)
講演テーマ「女性活躍、働き方」
女性が社会で活躍するには、男性の意識改革が不可欠。ワークライフバランスなどもテーマにお話します。
瀬地山 角(東京大学大学院総合文化研究科教授)
講演テーマ「笑って考える男女共同参画」
性の商品化、男女差別、主婦優遇対策、子育てなど、女と男の「社会的性差」について、身近な日常の例をもとにわかりやすく語ります。
8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
岸 博幸(慶應義塾大学大学院教授)
講演テーマ「コロナ後の日本経済の展望 〜いかに危機をチャンスに変えるか〜」
経済政策や政府の問題点や日本の強みなど、不安定な時代だからこそ必要な経済知識を幅広い見識から解説します。
藤井 聡(京都大学大学院工学研究科教授)
講演テーマ「インフラ論~公共事業が日本を救う~」
日本経済再生、デフレ脱却、地方活性のためにインフラ整備、公共投資の拡大の必要性を提言します。
伊藤 聡子(事業創造大学院大学客員教授)
講演テーマ「地域経済の活性化が、日本の元気を取り戻す鍵」
「日本の元気を取り戻す鍵は、地域経済の活性化」を持論とし、数多く取材から得たビジネス事例、地域をイキイキと輝かせるヒントを発信します。
中田 宏(元横浜市長)
講演テーマ「SDGsで活力ある未来を」
講演では、主にこれからの社会や行政などについて語ります。
多くの支持を集め、人気を集めています!
須田 慎一郎(経済ジャーナリスト)
講演テーマ「どうなる日本経済~日本で、そして世界で起きている本当のこと~」
テレビ、ラジオの報道番組等で活躍の傍ら、徹底的な取材によって得られた情報を基に、時事問題について裏話を交えながらお話しします。
片山 善博(慶応義塾大学法学部教授)
講演テーマ「地域経済の振興」
地域経済活性化のために地域経済の課題を把握することや、地産地消の考え方、地域活性化のヒントをお伝えします。
12.つくる責任つかう責任
平野 レミ(料理愛好家/シャンソン歌手)
講演テーマ「シェフではなくシュフ(主婦)の知恵」
明るく元気なライフスタイルをモットーに家庭でできる環境に優しい料理、食品をおいしく無駄なく使うアイディアを提案します。
コウ ケンテツ(料理研究家)
講演テーマ「キッチンからはじまる家族の絆」
食品ロスを減らす旬の素材を生かした簡単でヘルシーなメニューの紹介と料理から始まる家族の絆をお伝えします。
大原 千鶴(料理研究家)
講演テーマ「やさしい和食で無駄なく美味しく」
食材をムダなく美味しく使い切る料理のコツや食品ロス問題を楽しく学べる内容でお届けします。
森野 熊八(歌う料理人)
講演テーマ「もったいないが食育の基本」
台所から環境・食糧問題を考えることを通じて、食について正しい知識を得ることを提唱します。
島本 美由紀(料理研究家/食品ロス削減アドバイザー)
講演テーマ「よりよい地球&世界を作るために!SDGsと食品ロス削減」
SDGsと食品ロスの現状について分かりやすくお伝えし、よりよい地球&世界を作るために私たちができることを一緒に考えていく内容です。
フルタニ マサエ(料理研究家/食育インストラクター)
講演テーマ「誰でもできる食品ロス削減を!」
冷蔵庫の正しい使い方と適切な保存方法、調理法など「エコクッキング」と「もったいない精神」の気持ちで誰でもできる食品ロス軽減を紹介します。
安井 レイコ(料理研究家/エッセイスト)
講演テーマ「食から地球環境を考える」
料理の過程を工夫してエネルギーを節約したり、食品ロスをなくすことで環境を良くすることをお伝えします。
13.気候変動に具体的な対策を/14.海の豊かさを守ろう/15.陸の豊かさも守ろう
野口 健(アルピニスト)
講演テーマ「富士山から日本を変える」
今まで取り組んできた富士山の活動や著しく汚染されている各地の環境問題を、現場での実体験を感じたままに表現し皆様にお伝えします。
石原 良純(俳優/気象予報士)
講演テーマ「地球温暖化を語る」
気象予報から見た地球温暖化や環境問題について解説、次世代につなぐため、今私たちができること、しなければならないことをお話しします。
篠原 かをり(作家・タレント)
講演テーマ「SDGs世界をつくる生物多様性の力」
現在の地球を支える生物多様性を多用な生命が、これ以上ない絶妙なバランスで成り立っていることを最新の研究や事例を用いてお話します。
竹内 薫(サイエンス作家)
講演テーマ「環境問題を科学的に考える」
産業革命以来、農業や工業が急速に発展したことで自然環境にどのような影響が出ているのか、科学的に解説します。
室山 哲也(日本科学技術ジャーナリスト会議 会長)
講演テーマ「 どうつくる?持続可能な社会 ~新型コロナとSDGs~」
新興感染症、環境問題やエネルギー問題の現状を踏まえて、どのような社会を実現すればいいのか?最新の科学的データも踏まえながらわかりやすくお話しします。
らんま先生(eco実験パフォーマー)
講演テーマ「水と環境の実験」
環境パフォーマンスや実験とユーモア溢れるトークを交えて、子どもから大人までどの世代でも環境問題を楽しく学べるよう構成された講演です。
正木 明(気象予報士/防災士)
講演テーマ「コロナ、そして地球温暖化、大自然からの警鐘」
地球温暖化や異常気象から起こる自然災害を防ぐための気象情報の見方、気象が健康に及ぼす影響を、天気予報の実演を交えて解説します。
マリカ先生(SDGs講師/サイエンスショー講師)
講演テーマ「笑って学ぶSDGs」
わかりにくいSDGsをわかりやすい言葉に変え、またマジックやクイズなどのパフォーマンスを取り入れて楽しく学ぶことができる講演です。
三遊亭 わん丈(落語家)
講演テーマ「落語を通じて環境問題を楽しく学ぶ!」
海の魅力と危機を日本の伝統である落語という今までにないコンテンツで、笑いを入り口にSDGsを学べる講演会です。
16.平和と公正をすべての人に
安田 菜津紀(フォトジャーナリスト)
講演テーマ「紛争地、被災地に生きる子どもたち ~取材から見えてきたこと~」
難民問題、貧困問題、人身売買問題、震災…。これまでに取材で訪れた国々の今を写真を通して語ります。
東 ちづる(女優)
講演テーマ「心豊かに自分らしく生きる ~つながる よりそう~」
ボランティア活動、ドイツ国際平和村での出会いを通じ、誰もが生きやすい社会の実現と平和教育の重要性を訴えます。
渡部 陽一(戦場カメラマン)
講演テーマ「世界の戦場から平和を考える」
戦火の中にある国々の家族模様や子どもたちの生活の「ありのままの表情や生の声」を写真を通してお伝えします。
池田 香代子(作家/翻訳家)
講演テーマ「100人の村 あなたもここに生きています」
貧富の差、戦争、環境、教育、経済、人権、男女共同参画などグローバルな視点から、世界平和を願う意識を呼び起こします。
久郷 ポンナレット(平和の語り部)
講演テーマ「この世で最も価値のあるものは “平和・命・人権” です」
戦争で家族を失い、命がけで祖国を後にした体験を通じて平和の大切さや戦争の恐ろしさを訴えます。
秋葉 忠利(前広島市長)
講演テーマ「核兵器のない平和な世界を目指して」
平和市長会議のこと、核兵器禁止条約のこと、市民の役割など、国際的に多彩な平和活動を推進された経験を元に熱く語ります。