青木新門さん 講演会講師のご紹介


いのちのバトンタッチ

葬儀社で納棺の仕事をし、その現場で死にゆく人や死者たちから「命のバトンタッチ」の大切さを学んだ青木 新門さん。3千もの死の現場に立ち会い「生とは何か」「死とは何か」を考え続けて来ました。

"死"と向い合うことは、"生"を考えること。

現代は、死を忘れさせる社会になっています。大切な人や自分の死について考えることなく、死を拒絶して生活しています。しかし愛する人との死別を通して、はじめて真の愛情の尊さに気がつけます。本当の心の絆と拠り所を知ることが出来ます。 講演会では『いのちのバトンタッチ-映画「おくりびと」に寄せて』と題し、『生・老・病・死の全過程を安心して生きることが人生の最高の幸せに繋がっていく』ことをお話しされます。

聴講者の声

  • 青木先生の人生体験を通して、「命」とは何なのか考えさせられた。「死」に近づくことで「生」の大切さを知るのだと思った。どうやって「死」と離れて生活している子供たちに「命」の大切さを伝えていくか考えていきたい。
  • 「生きていること」を実感しながら話を聞くことができた。一生懸命生きることを大切にしたいし、毎日を大切にしたいと思った。自分と関わる子供たちにもその思いを抱かせるよう関わり方を考えていきたい。
  • 見方や感じ方、捉え方、気持ち、心のもちようが、命を輝かせることにつながることが分かった。しかも、命と隣り合わせの瞬間であっても、その瞬間が輝くものだと子供に伝えたいと思う、大変引き込まれる講演だった。
  • 「まるごと認められると人は変わる」という言葉が感動的であった。心に留めて子供たちに接したい。そして、子供たちが心を開くことができるようにしていきたいと思う。
  • 作家の方だけあって話術がすばらしく、とても楽しくお話を聞くことができた。貴重な命に関わる体験や生い立ちを聞き、引き込まれた。
  • 失敗の繰り返しは、人間を歪ませる。丸ごと受け入れてもらえる幸せなど、深い人生経験からの話は、生き方や命について考えさせられるものであった。普通に生きていたら与えられない視点を与えてもらえたような気がする。
  • 「生」と「死」の近さ、「死」を目前にした、または受け入れたときの境地について考えさせられた。頭で認識する「死」と、五感で認識する「死」では大きく違うということを思い知らされた。「命の尊さ」、美しさを伝えていくことが大切だと思った。

~人権講演会・教育関係におすすめ~

いのち・絆・家族、青少年教育、教職員研修などにおすすめの講師です。
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>青木新門さんプロフィール

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市岡裕子さん 講演会講師 レポート


ゴスペル歌手 市岡裕子さんを講師にお招きし、第67回 社会を明るくする運動講演会が開催されました。テーマは「本当の幸せとは~心の開放を求めて~」。

 壮絶な人生

市岡裕子さんが16歳の時、うつ病により母親が自死。それが原因で、父親と弟はアルコール依存症となりました。さらに、重度のアルコール依存症を患った弟は30歳の若さで亡くなられました。

お母さまが亡くなった後、その代わりを市岡さんがつとめました。
毎日の食事づくりや、アルコール依存症である父:岡八朗(元吉本新喜劇座長)さんの晩酌の相手。そんな生活を続けるなかで、市岡さんの心は次第にボロボロになっていったそうです。

耐え切れなくなった市岡さんは、ある日、ニューヨークへ自分探しの旅に出かけられました。そして、ハーレムの教会でゴスペルを歌っていた黒人女性と出会います。

その女性からは
「全てに感謝しなさい」
「不平不満を言わない」
「父・母がいない人はいない」
「親を敬いなさい」
「親をあるがままに受け入れなさい、」
「みんな傷ついている、同情しなさい」
と教えられ、自身が忘れていた「感謝」の言葉に気づいたそうです。そして、このことが次第に市岡さんの人生を変えていきます。

父の奇跡

アルコール依存症であった父:岡八朗さん。そのせいで、新喜劇座長をおろされてしまい、生活はボロボロになっていました。しかし、アルコール依存症家族会の助けや、ニューヨークで聴いたゴスペルのメッセージのおかげで、もう一度舞台に立ちたい気持ちを取り戻しました。

様々な人に助けられ、様々な困難を乗り越えてこられた市岡さん。
「一人でも自分を信頼してくれる人がいることは、幸せなことです。人に対しては、素直に謝ること、感謝することを大切にしてください。もし。怒り、嫌いという気持ちになった時は、相手の良いところを3つ探してみてください。」とお話されました。

また、子育てについては「子どもが親(大人)に甘えても良い環境づくりが大切です。甘やかすということは、やりたい放題わがままを受け入れることではなく、愛を注ぐ、愛を感じる関係のことです。」とお話されました。

 ボランティア活動

壮絶な人生を歩んでこられた市岡さんは、苦しむ人を助ける活動にも積極的に参加されています。2008年からは、タイでエイズウイルスに感染した孤児を支援する慈善コンサートをスタート。地球規模で愛を注いでおられます。
また国内では、網走刑務所に慰問活動も行い、傷ついた受刑者を励ましました。

講演の最後には、自ら作詞作曲された「愛があなたを待っている」を歌っていただきました。

「愛があなたを待っている」

1.小さな命が この世に宿り
あなたは ここへ 生まれてきた
大勢の人々の 祝福を受け
あなたは 今日まで 生かされてきた

人々の 出会いは 偶然じゃない
神様が 選んでくれたもの
あなたに 出会えて よかった
あなたは いつも 愛されている

* 大丈夫 大丈夫
心配しないで いいから
大丈夫
あなたは 一人じゃない
大丈夫 大丈夫
全て うまくいくから
愛が あなたを 待っている

2.一人ぼっちの 寒く 長い 夜
とめどなく 溢れ出る 涙
傷ついた心は 氷で覆われ
重く、冷たく、動かない

でも、夜は過ぎ去り 朝は来る
心を照らす 日は昇る
さぁ、 顔を上げて 光を浴びよう
神様は あなたに 微笑んでいる

* * *

ゴスペル歌手市岡裕子さんの講演は、
いのち・絆・家族 自殺予防・ 男女共生・まちづくり・ボランティア・社会貢献などにおすすめです。是非、一度プロフィールをご覧ください。

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