【第1回】特集:スポーツに学ぶ講演会 ~セルフマネジメント編~


東京オリンピック、パラリンピックを目前に注目が集まるスポーツ界。

スポーツ選手たちが活躍する裏側には、目標達成や夢を実現するための秘訣、モチベーションコントロール術、監督・コーチの緻密な戦術が隠されています。 そんなスポーツ選手、指導者によるお話は、学生たちの夢実現や、ビジネスシーンでも応用できる内容が満載です。そこで、コーエンプラスでは今週からテーマ別にオススメな講師をご紹介しいたします。

 

表現力で世界を魅了

「氷上のアクトレス」と呼ばれ、日本中のスポーツファンを虜にした選手、村主 章枝さん。

5度に渡る日本選手権優勝、冬季五輪3大会連続入賞、日本人初となるISUグランプリファイナル優勝、四大陸フィギュア・スケート選手権3度優勝など、輝かしい戦績を誇りました。

フィギュア・スケートの大会では、最初のジャンプで転倒したとしても辞めることはできません。何が起こったとしても、続けなければならない。そんな、メンタルの強さが試される競技、フィギュア・スケートの世界で、幼い頃から競技を続けてきた村主さんのセルフマネジメント術は、心身を強くし、仕事で成果を上げるためのノウハウが満載の講演です。

>村主章枝さんプロフィール

「ハギトモ」の愛称で親しまれた 元水泳日本代表

水泳の元オリンピック日本代表で「ハギトモ」の愛称でおなじみの萩原智子さん。

2004年にシドニー五輪に出場。引退するも、2009年に復帰、再び日本代表に選ばれました。 しかし、萩原さんがオリンピック選手として活躍した裏には、過換気症候群や子宮内膜症などとの戦いがありました。

講演では、そんな過酷な状況の中でも、自分を奮いたたせ、目標を達成してきた萩原さんの考え方についてお話いただけます。 自分でモチベーションをコントロールする秘訣が満載の講演です。

>萩原智子さんプロフィール

元シンクロナイズドスイミングメダリスト

元シンクロナイズドスイミング選手で、ソウル五輪銅メダリストでもある、田中ウルヴェ京さん。
現在は、スポーツ心理学をベースとした科学的なメンタルトレーニングのノウハウやその効果について研究されています。

講演では、最高のパフォーマンスを発揮するために今すぐ使えるメンタルのコツについて教えていただけます。ビジネスもスポーツも心の使い方は同じです。普段の仕事や生活にコツを取り入れることで、最高のパフォーマンスを発揮できるメンタルを身につけることができる講演です。

>田中ウルヴェ京さん お問合せはこちら

その他講師について

他にも弊社HPに、スポーツ関連の講師を多数掲載しています。

>スポーツ関連 講師はこちら

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杉山芙沙子さん 講演会講師のご紹介


スポーツを通じて人間力を養う

元プロテニスプレーヤーである杉山 愛さんを育て上げ、現在も多くのジュニア選手の育成に力を注いでいる杉山芙沙子さん。 子どもをトップアスリート育てるためには、小さいころからスポーツに触れ合う環境作りが大切だと考えています。 

スポーツは身体を動かす楽しさはもちろん、家族や友だち、周りの大人など、人と繋がる楽しさも学ぶことができます。スポーツを通じたコミュニケーションの機会を重ねることで、豊かな人間力が育ちます。

人間力を育むコミュニケーションをしていくうえ、親が子どもと一緒になって勉強をしていくことが不可欠です。子育てをすることも、スポーツを指導することも、何かを教えるということは、学ぶことと常に表裏一体。だから親も、常に自分が学ぶ続けていることが大切だと話されます。

いつも子どもと同じ目線で

杉山さんが子育てで何よりも大切にしていたのが、「子どもは社会からの預かりもの。だから、大事に愛情深く育てる」ということでした。

だからと言って、かしこまって育てるというわけではなく、むしろ「やって楽しい、ラクラク子育て」といった感じで楽しみながら子どもたちに向き合いました。 愛さんがが生まれたとき、「私は0歳のママ」という意識を持って、いつも同じ目線で愛さんのことを見るようにしたそうです。

一方、次の子どもが生まれたら、今度は「愛のママとしては6歳だけど、舞(妹)のママとしては0歳」という意識を持って、相対評価じゃなくて、絶対評価で子どもに寄り添うことを大事にしたそうです。

子育て、教育関係、PTA講演会におすすめ

あきらめない力こと、継続すること、考える力こと― スポーツはそれらの「人間力」を養う機会をたくさん与えてくれます。

講演では、娘・杉山 愛さんとのエピソードを交えながら、スポーツで子どもの可能性を伸ばす方法などを分かりやすく、楽しく、実例をあげてお話しします。是非一度プロフィールをご覧ください!

>杉山芙沙子さんプロフィール

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笑福亭鶴笑さん 講演会講師 レポート


京都府内の人権啓発事業にて、落語家 笑福亭鶴笑さんの講演会が開催されました。 テーマは「人を傷つけない本当の笑い」。

 

子どもに「笑いの教育」を

テレビで芸人さんたちが「いじり」や「つっこみ」で笑いを取る姿。
テレビを見て育つ子どもたちはそれを「笑い」と勘違いします。

講演では、芸人さんである笑福亭鶴笑さんが、「相手を傷つける笑い」について警鐘を鳴らしました。

「芸人たちは信頼関係があった上で、笑いをとりまんねんで。しかも、番組には台本もありますから、本人が事前にそれを読んで了承した上でその言葉を相手にぶつけまんねん。せやから子どもたちにも、そのことをきっちり教えていく『笑いの教育』が必要ですね。」

人を傷つけない日本の伝統芸

世界各地で落語講演を行う笑福亭鶴笑さん。
今でこそ世界中で爆笑をとれるようになったそうですが、その中では失敗もあったそう。

「アメリカで公演したとき、当時のクリントン大統領の不祥事をいじったんですわ。そしたら会場はブーイング、靴まで飛んできましてん。やっぱり人間、自分らのことをよその人に言われるのは腹たつんですわ。」

「でも日本の伝統芸は人を傷つけない笑いが多いですよ。例えば落語に、玉すだれ。あれは万国共通で笑いをとれます。橋とか東京タワーの技を、その国にある近いものを言うて作ってあげると、みんな笑顔になります。」

人を傷つけない笑いこそ、万国共通の笑いというメッセージを会場に伝えました。

国境なき芸能団の活動

笑福亭鶴笑さんは、カンボジア、イラク、アフガニスタンなど、世界各地の学校や病院で励ましの笑顔を届ける活動を行っておられます。講演の第2部では、国境なき芸能団のメンバーたちとのイラク訪問が映像で紹介されました。

映像が終わったあと、笑福亭鶴笑さんはテロリストが増えている現状についてお話されました。

「なんでテロリストが生まれるか、難民キャンプに行ってみて分かりました。難民の人たちは国からも地域からも誰からも守られてないし、保証もないんです。だから一生その状況から抜けだせへんのです。」

「そんな所にテロリスト達が『不公平な世の中を正そう!』って来るんですわ。しかも給料も食べ物も支給されますやろ?そしたら、若い人はついていってしまいますわね。」

講演の最後には、私たちが今できることについて、聴講者のみなさんへメッセージを投げかけられました。

「難民キャンプを去るとき、難民の人たちに『話を聞いてくれてありがとう。一緒に悩んで、悲しんでくれてありがとう。』って言葉をかけられました。みなさん、難民キャンプの人たちは、話を聞くだけでも心が救われるんです。小さいことから始めましょう。まずは地域から仲良く。それがどんどん大きくなっていくんですよ。みなさん、笑いを大切に!」

笑福亭鶴笑さんの講演は、平和、人権、学校公演などにおすすめです。ぜひ、一度プロフィールをご覧ください。

>笑福亭鶴笑さんプロフィール

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桂ひな太郎さん 講演会講師のご紹介


備えあれば憂いなしの「成年後見制度」

65歳を過ぎると、5人に1人は認知症になるそうです。

認知症で判断能力が衰えたとき、悪い業者にだまされたらどうしよう… そんな心配、ありませんか?将来の備えとして、第三者が財産の管理をする「成年後見制度」というものがありますが、複雑な仕組みも相まって知る人が少ないのが現状です。

「ならば笑いや人情に訴える筋書きを通して制度を知ってもらおう」と、落語家 桂 ひな太郎さんは全国各地300ヶ所以上で成年後見落語会を開催し、仕組みを分かりやすく伝えています! 

創作落語「後見じいさん」で笑って楽しく学ぶ

創作落語の「後見じいさん」は、親が認知症になったと相談に来た甥とともに、男性が物知りの先生の家に行き、成年後見について教わる話。

「高額なものを買わされてもクーリングオフがあるから大丈夫」
「クリーニング?洗って返さないといけないの?」

― などという珍問答で笑いを誘いつつ、悪徳業者に騙されてしまうエピソードを紹介。 認知症の人に親切そうに寄り添い、信用させてからお金を使いこんだり、ひどい場合には生前贈与だといって一千万円ものお金を引き出させる事件も起きています。

こうしてお金をだまし取られても、被害者本人の判断力が不十分ですから、すぐには発覚しにくい。それに、こうした犯罪者はお金をだまし取ったのではなく、もらったと主張します。犯罪者はこうして堂々と居直っているのが現状です。

成年後見人に頼めば、自分で判断ができなくなっても財産や権利が保障されます。「必要性だけでも知ってほしい」と、話すひな太郎さん。
難しい言葉は分かりやすく言い直し、制度の詳しい内容もご説明します!

>桂ひな太郎さんプロフィール

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惣万佳代子さん 講演会講師のご紹介


NPO法人「このゆびとーまれ」の活動

NPO法人「このゆびとーまれ」は、【誰もが地域でともにくらすこと】を理念に、子どもも、お年寄りも、障がい者も、いろんな人がお互いに支え合いながら、地域の中で自分らしい暮らしを見つけられるように、小規模で温かい「ふつうの日常生活」をおくれる場所として開設されました。 この活動は、既存の縦割りを取り払った「富山型デイサービス」と呼ばれる柔軟なサービスの形として、活動当初から全国的に注目を集めています! 

一つ屋根の下の大家族

惣万さんが富山赤十字病院で看護師をしていた時、入院していたおばあちゃんが「家に帰りたい」「畳の上で死にたい」と泣いていました。そういったお年寄りと、その家族の力になりたい、きっとできることがあると考えた仲間3人で「このゆびとーまれ」を設立することになりました。

デイサービス施設という言葉を聞くと、お年寄りばかりがいる老人ホームのような場所を思い浮かべてしまう方もいると思いますが、「このゆびとーまれ」は、「誰でも必要なときに必要なだけ利用」できる、まるで昔の日本の大家族のような空間になっています。

認知症のお年寄りが、毎日来る赤ちゃんを見て徐々に落ち着き会話も自然になったり、子どもがお年寄りの看取りを経験することでいのちの大切さを学んだりと、富山型デイサービスにはさまざまな相乗効果を生み出す可能性を秘めています。

※「このゆびとーまれ」写真館より

地域包括ケア、介護・福祉・いのちの講演会におすすめ

その人らしくいきいきと、最期まで支え続ける「富山型デイサービス」。
本当の意味のノーマライゼーショについて一緒に考えてみませんか?そして私たち一人ひとりができることを行動に移せば、きっと住みやすい日本になっていくのではないでしょうか?

>惣万佳代子さんプロフィール

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