講演会講師 今村克彦さん 講演レポート・感想文


青少年育成委員の方対象に、「青少年育成協議会」の事業にて、今村克彦さんの講演会が行われました。

講演テーマは「大人がこどもをこわす!~現在の子どもと家庭の問題点~」でした。

今村克彦さんは講演会の冒頭部分で、ご自身の自己紹介を踏まえながら、現在新たに取り組んでいる「複合子ども福祉施設(放課後デイサービス)」での子どもの様子についてご紹介されました。

子どもたちの出会いのエピソード

講演会では、ご自身のご家族の子育ての仕方や教員時代に関わってこられた子どもたちとのエピソードについてユーモアさを交えながら熱くお話されました。

健全な子どもとは何か

講演の最後に、「健全な子どもとはどんな子どもなのか」について触れ、子育てに必要な親のしつけで大切なことや実際に出会った子どもたちのエピソードから、「健全な子ども」について聴講者の方と一緒に考える講演会となりました。

いただいた感想を一部抜粋して掲載します。

  • 子育てについて熱くお話していただき、共感できる内容が多かった。
  • 教育関係の内情・子どもの実態を知ることができて深い学びの機会となった。
  • とても熱いお話をしていただき、今村先生が出会った子どもたちとの出会いのエピソードはすごく感動した。子育て世代の方にも聴講してもらい内容で満足感が高い講演だった。
  • 私自身、現在子育て中ですが、今村先生の体験談はすごく参考になり「受け入れる」というお話がすごく印象的で今後実践してみようと思いました。
  • 実体験のお話には説得力があり、「健全」について考え方が変わり、子育て世代の方や本日参加できなかった地域の方にも是非聞いてほしい内容でした。

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弊社では、開催目的、対象者、ご予算など主催者様に合った最適な講師をご案内しております。また、オンライン講演についてお悩みの方も、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にお問合せください。

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今村克彦さんは、夢・チャレンジ・進路、いじめ・虐待・不登校、子育て・青少年育成、教職員研修などに関わるテーマでお考えの主催者様におすすめの講師です。

ぜひ、プロフィールをご覧ください。

>今村克彦さんのプロフィール

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講演会講師 寺島絵里花さん 講演レポート


2023人権フェスティバルの講演会にて、(一社)日本メディアリテラシー協会 代表理事 寺島絵里花さんをご紹介いたしました。

今回「SNSやネット上の取捨 ~メディアリテラシーと人権~」と題して、分かりやすくお話頂きました。

デジタルメディアの仕組みと歴史

寺島絵里花さんは、日本の子どもたちやティーンエイジャー、保護者のメディア情報リテラシーの意識向上とデジタル機器の使用改善に情熱を注がれています。

まず冒頭に、デジタルメディアの特性を理解する為、いつから普及し始めたのか?
SNSメディアの歴史から解説して頂きました。

東日本大震災やコロナの影響もあり、急激に進化しています。
私たちの生活でも無くてはならないものとなっています。

寺嶋さんは、デジタル社会の良さは何ですか?、逆にデジタル社会の悪さとは何ですか?

と参加者の方々に問いかけ、誹謗中傷やネット人権について、対話式でお話して頂きました。

情報の取捨選択

GoogleやYahoo!などからインターネット検索した際、表示される結果は一人一人違います。

AIが勝手に計算して、普段よく見ている類似サイトが出てくるようになっており、これをフィルターバブルというそうです。中には、自分の都合のいい情報がでてくる事もあり、これを全て信じてしまうとトラブルの原因になります。
その為、自分にとってこの情報は本当に正しいのだろうか?と考えるのもすごく重要なことです。

また、SNSで活用できる「発信するコツ」「受け取るコツ」も教えて頂き、大変学びのある内容となりました。

(一社)日本メディアリテラシー協会 代表理事 寺島絵里花さんは、インターネットと人権、青少年育成、家庭教育などのテーマでおすすめです。
ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>寺島絵里花プロフィール

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講演会講師 佐倉智美さん 講演レポート・感想文


人権教育推進事業に、佐倉智美さんをお招きし講演会を開催しました。
演題は「LGBTs とともに暮らす街へ~多様性を想定した地域社会のために~」。

教育・保育関係者、行政関係者、PTA・保護者、人権教育関係者、一般町民の方約150名が参加されました。

誰もが安心して幸せに暮らしやすい街づくりを目指す中で、今回は特にLGBTsの基本的な理解を深めながら、学校や家庭、行政、地域社会において性の多様性にどう向き合ってどう対応し、施策等に生かすべきか、人権尊重の視点で考え合える機会となったのではないでしょうか。

いただいた感想を一部抜粋して掲載します。

  • 一人ひとりが違うという多様性が前提とされる社会が当たり前になることは、いろんな人、全ての人が幸せになる社会になると思う。そして、お互いが幸せになるためには、話し合い認め合えることが大切。貴重なお話、ありがとうございました。
  • 普段何気なく見過ごしている情報の中に、様々な性別に関する区別があることを知りました。誰もが生きやすい世の中、過ごしやすい世の中を作っていくことは、とても大切だと感じる一方で、とても大変なことだとも感じます。まずは、一人ひとりが、多様性について知ることを始めることで、啓発になり、それが理解へとつながればよいと感じました。
  • 女、男、女らしさ、男らしさにとらわれて苦しく生きている人はマイノリティの人だけでなく、いわゆるマジョリティの人の中にもあると思います。一人ひとりがジェンダーに対する意識をもって「これって必要な区別?」と立ち止まることを自分も大切にしていきたいです。誰もの選択肢が増え、心地よく生きられるよう相談しながらすすめていきたいです。
  • 性の多様性について考えることは今までにもありましたが、性別の判断は文化的な背景から行っていることを分かりやすく教えていただきました。社会で多様性が言われている中、社会的なシステムや意識は追いついていない部分があり、知ることから始めていかなければならないと感じました。多様性とは受容の幅を広くしていくことだと思います。どんな人でも一人の個として受け入れられる人と社会が成熟していくようになってほしいと考えました。
  • 性の多様性、少し知識はあったのですが、固定的な見方がまだ自分にはあることに気付かされた深い話でした。その人らしさやありのままの姿を認め合える社会になることを目指し、学びを深めながらできることをしていきたい。
  • 学校教育関係者です。私の学校に、もし、LGBTsに関する配慮が必要な児童が転入、入学した時に、どのようなことができるかを考えながら講演を聴いていました。本人の望みを叶えることができる環境を整えることが大切ということを学びましたので、これから整えていけることを考えていきたいと思いました。

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青少年育成事業、教職員研修、企業LGBTQ研修、イベントなどにおすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>佐倉智美さんのプロフィール

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講演会講師 笹森理恵さん 講演レポート・感想文


障がい児(者)親の会と支援センターの合同事業に、笹森理絵さんをお招きし講演会を開催しました。
演題は『発達障害の診断から20年~障害と共に生きて、育てて、支援して~』。市民約60名の方が参加されました。

笹森理恵さんは「発達障害」の、当事者・保護者・支援者の視点から、発達障害の特性や理解や対応をわかりやすく解説し、全国で講演活動・研修活動をしています。

笹森さんは、32歳のときに初めて発達障害の診断を受け、3人の息子さんはそれぞれ、高機能自閉症、ADHD、自閉症スペクトラムの発達障害があります。

講演では、ご自身の経験から発達障害の世界とはどんなものなのかをお話しいただきました。

いただいた感想を一部抜粋して掲載します。

  • ご本人の体験とスライドで分かりやすくお話して下さり分かりやすくとても今後の支援に役立つ話しだった。短い時間の中でとても分かりやすく幅広く、そして子育ての見通しについてお話していただきあらためて落とし込みできるよい講演だった。
  • 実際に経験したことになぞられて、その時の心境や、親として、支援者としての関わり方などお話いただいた事がとても参考になった。
  • 当事者でもあり、発達障がい児の母でもあり、支援者でもある方からのお話は今困っている人は心のよりどころになると思う。お話は分かりやすく一般的にいわれるアセスメントの大切さがスッと心に入ってきた。自分は支援者として障がい児(者)と関わらせて頂いているが今回の話しでもあった保護者様への心の寄り添いや児(者)への支援を心掛けていきたいと思い直した。
  • 障がい児(者)の支援をされる時、支援者が「困った人、大変な人」と表現する方がいて心が痛む。今回笹森様のお話を聞き「しんどい思いをしているのは本人です」と伝えたい気持ちになった。当事者の声を聞けて良い勉強になった。
  • 難しい言葉ではなくストレートに大切な事を伝えていただき感動した。支援していくのに大切な点を聞く事ができとても良かった。これからの業務にも自分にも家族にもいかせていけるようにしていこうと思った。子ども達、その保護者の悩みに寄り添っていきたい。
  • 学生の頃数学が分からなかった。私も数学障害だったんだと安心した。努力不足ではなかったんだと思った。83歳という今更何てことはないけれど、生きている残りの時間、自己肯定感を持っていこうと思った。

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「発達障害」があっても、なくても、人はそれぞれ違います。ありのままの自己を受容し、そして相手を受け入れることが幸せにつながるのではないでしょうか。

いのち・絆・家族、青少年育成、家庭教育講演会、障がい者の人権、バリアフリー、ダイバーシティをテーマにした講演会におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>笹森理恵さんプロフィール

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講演会講師 安田菜津紀さん 講演レポート・感想文


市民の方対象に、「人権文化のつどい・キラリさわやかフェスタ」の事業にて、安田菜津紀さんの講演会が行われました。

講演テーマは「共に生きるとは何か -取材から考えた多様性-」でした。

ウクライナ・ガザ地区の取材写真~

安田菜津紀さんは講演会の前半部分で、今なお軍事侵攻が続いている「ウクライナ」や「パレスチナ ガザ地区」の様子を、取材された写真を通じてご紹介していただきました。

取材された写真の中には、当時のガザ地区やシリアの難民キャンプでの取材の中で出会った方々とのお話しも交えながら説明されており、聴講者の方の心に響く講演会となりました。

ヘイトスピーチの現状

講演会の後半では、ご家族の紹介をしながら、在日朝鮮人への「ヘイトスピーチの現状」についてお話しされていました。講演の中で安田菜津紀さんは、今なお日本でもヘイトスピーチなどの差別が行われているその現状を多くの人に知ってもらい、「共に生きるとは何か・多様性とは何か」について一緒に考えて欲しいと訴えられていました。

著書も大人気!!

本日の講演では、安田菜津紀さんのファンや世界情勢・外国人差別に興味を持っている聴講者の方が多く来場されており、講演後の著書販売では、サイン会も行っていただき、多くの聴講者の方に安田菜津紀さんの著書をご購入いただきました。

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弊社では、開催目的、対象者、ご予算など主催者様に合った最適な講師をご案内しております。また、オンライン講演についてお悩みの方も、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にお問合せください。

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安田菜津紀さんは、平和・憲法、貧困と格差、人権平和学習、多文化共生、青少年育成などに関わるテーマでお考えの主催者様におすすめの講師です。

ぜひ、プロフィールをご覧ください。

>安田菜津紀さんのプロフィール

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営業:原田剣吾