男女・ジェンダー関連 講演会講師のご紹介


女性活躍の裏にある男性の生きづらさ

社会的な差別(ジェンダー)の問題を男性視点で考えるイベントや関連本の出版が相次いでいます。

女性活躍の流れなどから従来の性別による役割分担の意識改革が迫られる一方で、以前として「一家の大黒柱」という立場を迫られ、悩みを抱える男性が増えて生きているのかもしれません。

今回は、男性視点からの男女共同参画に関連する講師をご紹介します!

「男が働かない、いいじゃないか!」
“男性学”の第一人者 田中 俊之さん

近年、注目度が高まる「男性学」の第一人者である社会学博士 田中 俊之さんが、現実問題に深く切り込みます。

男性学とは?
男性学とは「男性が男性だから抱えてしまう問題」を扱う学問です。例えば、働きすぎ、自殺、そして、結婚難などが挙げられます。

「男なら働くのは当たり前」
そういった考え方に警鐘を鳴らし、男性が正社員として定年までフルタイムで約40年間働くという生きかたしか許されていない日本の現状に対して、「性別にとらわれない多様な生き方」への方向転換を提案しています!

>田中俊之さんプロフィール

スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案
家事ジャーナリスト 山田 亮さん

堅苦しくなく、笑いあり、お得な家事情報ありの講演が好評な、スーパー主夫の山田亮さん。

家事や子育ての実体験から得た具体的な事例をもとに、男女共同参画や子育て支援、ワーク・ライフ・バランス、家事力アップ、男性の生活自立などについて話します。

講演テーマは、「仕事も遊びも子育ても!スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案」「男のライフリスクを考える」「わかりやすく解説!男女共同参画ってこうゆう感じ」

どのテーマにも、国の第3次男女共同参画基本計画に盛り込まれた「男性にとっての男女共同参画の意義についての理解の促進」や第4次男女共同参画基本計画、加えて「女性活躍推進法」とも整合する内容になっています。

>山田亮さんプロフィール

東大生が受けたい授業No.1
ジェンダー論研究者 瀬地山角さん

東京大学にて、ジェンダー論について教鞭をとる瀬地山角さん。

子育て・家事に積極的に参加し、父子家庭も経験した育メンでもあります。日本テレビ「世界一受けたい授業」の東大生100人へのアンケートで東大の人気講義No.1に選ばれたジェンダー論の講義は、毎年400人以上の立ち見が出るほど超人気の講義です!

講演では、子育てなど、女と男の「社会的性差」について、身近な日常の例をもとにわかりやすく語ります。新しい男女のあり方を男性の視点も交えて、大笑いしながら、でもしっかり学ぶことができる講演会です!

>瀬地山角さんプロフィール

その他講師について

他にも弊社HPに、男女共同参画関連の講師を多数掲載しています。

>男女共同参画関連 講師はこちら

※講演料・講師に関するお問い合わせはこちらのフォームもしくはお電話06-6456-5666からお気軽に ご連絡ください。ブログや弊社ホームページに掲載していない講師の方も多数ご紹介してお ります。


香葉村真由美さん 講演会講師のご紹介


女性版 “金八先生” と呼ばれるほど、子どもたちと熱心に向き合うことで有名な福岡の元小学校教師・香葉村真由美さん。全国から講演依頼が後を絶たず、その物語に誰もが涙を流します。

香葉村さんの講演では、子どもたちと向き合ってきた実体験を通じて、教育のあり方について考えさせられます。

けんかはしてもいい。でも真っ正面からしい。

ゴウという男の子がいました。
2年生のときまで髪の毛はモジャモジャ頭の金髪でした。授業を受けない。けんかを毎日する。トイレに行ったらトイレにこもって出てこない。

ある冬の日でした。長い廊下の向こうからゴウが歩いてきました。それが私とゴウの初めての出会いでした。ゴウの顔を見るとボクサーのように腫れていて、殴られたんだなとすぐ分かりました。手と足は肌色のところがなくて、全部紫色でした。

「ゴウ」と言うと、私から目を背けて「なん?」と彼は言いました。

「誰から殴られたの?」と聞くと彼は黙っていました。「お父さん?」と聞くと、「うん」と頷きました。

でも、彼は「お父さんが悪いんじゃない。僕が悪いんだ。僕が先生の言うことを聞かんけん、お父さんが怒って僕を殴った」と話しました。子どもはどんなときでも親をかばいます。

ある日、クラスメイトの子を後ろから思いっきり蹴っている彼を見ました。その瞬間、私は彼を引っ捕まえてグッと投げ飛ばしました。

彼は私を下からにらみ付けて「なんでこんなことをする!」と言いました。

「ゴウが好きだからよ! ゴウが好きだから先生は投げ飛ばしたんよ! ゴウが好きだから先生はゴウがしたことを許さん。なんでそんな卑怯なことをする! なんで弱い者いじめをする! けんかはしてもいい。でも真っ正面からしい。言いたいことがあるなら堂々と言いなさい! 先生はゴウがどんなに悪いことしてもお父さんには言わない。だから先生と2人でゴウの悪いところを直していこ!」

そこまで話すと、ゴウの目からみるみる涙が溢れてきました。「先生はお父さんには言わない?」と聞くゴウに、「言わない」と私が答えると、彼は声をあげて泣きました。

次の日、彼は金髪だった頭を坊主にしてきました。みんな笑いました。今までのゴウなら笑われると殴りかかっていったのに、みんなに笑われてゴウは嬉しそうでした。それから変わっていきました。クラスのリーダーとなって、私がいない時にはクラスをまとめてくれるまでになりました。

子どもたちの見えない心を感じとることが大切

彼は毎日、給食のナフキンとお箸を忘れてきました。
私のクラスでは、ナフキンやお箸を忘れたら、私の肩揉み100回というルールになっているんです(笑)。子どもたちは「先生の肩揉みなんか恥ずかしくてできないよ」と言い、忘れないようにします。

けれども、ゴウは毎日忘れてきました。「また俺忘れたよ」と言いながら、ゴウはいつも私の肩を揉んでくれました。そのときがゴウとのお話の時間でした。

ゴウが「先生、僕はね、木刀で殴られてたんだよ。お父さんはすごく怖くて」とか、「僕はね、いつも悪い子だって言われてたんだ。みんなと一緒にいても真っ先に注意されるのはいつも僕なんだよ」など、今までにあったいろんなことを話してくれました。

「そうなんだ」と、私はゴウの話を聞きました。

ある日、ゴウのお母さんに会った時、「お母さん、毎日ゴウはナフキンとお箸を忘れてくるんですよ。だから毎日私の肩揉みをしてるんです」と話したら、お母さんが「え? 先生、お箸とナフキンは毎日私がゴウの鞄の中に入れてますよ」とおっしゃいました。彼はただ、私に話を聞いてもらいたかったんですね。

子どもたちはいろんな問題行動を起こします。けれども、表面的なことだけに目を向けることは、時に子どもたちを追い込むことになるのではないかと思うのです。何を感じ、考え、思っているのか。子どもたちを育てるとき、見えない心を思うことを私はもっとも大事にしています

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命がけで子どもたちと向き合ってきた実体験から語られるお話は、感動しながらも教育のあり方について考えさせられるお話です。

教職員研修、・青少年育成・子育てなどにおすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>香葉村真由美さんプロフィール

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桂福丸さんの 講演会講師 レポート


大阪府内にて「心の豊かさを求めて」事業で、落語家桂福丸さんをお招きし講演会が開催されました。演題は 「心と心をつなぐ防災 ~人と人とのコミュニケーションが産む絆~」

桂福丸さんは、1995年1月17日阪神大震災を体験された内容をお話しされました。体験談の中で自身、家族、ご近所、離れて暮らす祖母はどうだったのかなどをリアルに話されました。

近年は震災、自然災害が国内どこで発生するかわからない状況で、 まず、色々と備えることの大事さについて、ためになる事例をあげていただきました。

その後、落語を一席、楽しくしていただきました。

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防災、青少年育成、モチベーション、安全大会など幅広いジャンルにおすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>桂福丸さんプロフィール

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相原正道さん 講演会講師 レポート


企業交流会にて相原正道さんの講演会が開催されました。

2016年・2020年と2度の東京オリンピック・パラリンピック招致活動を実践した日本唯一の研究者

相原先生には「東京2020オリンピック・パラリンピックの経済効果」と題して、いよいよ来年にせまったオリンピック・パラリンピックの東京開催がもたらす社会的・経済的な効果をテーマに、政治・経済・文化・教育・都市政策・環境対策などで多角的な側面からお話しいただきました。

また、オリンピック・パラリンピックだけでなく、前後年に開催される大きなスポーツイベント(2019年のラグビーワールドカップ、2021年の関西ワールドマスターズゲームズ)と併せて、点ではなく線=潮流として捉え、スポーツにおける千載一遇の機会を最大限活用するため、スポーツ市場ではどのような地域活性化戦略を実践していくべきなのか、世界におけるスポーツ都市の先端事例を含めて分かりやすく解説していただきました。

講演はパワーポイントも使用するので、視覚的にも理解を深めることができる構成となっております。

日本経済再生、地域活性化戦略、スポーツビジネスなどをテーマにした講演会におすすめです。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>相原正道さんプロフィール

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投稿担当:オフィス愛  営業 上 田 晋 司


日向亭葵さん 講演会講師 レポート


講演の特徴は「一粒で二度、三度おいしい」

大阪府内の寺院にて、講演会を開催いたしました。
講師 日向亭葵さんは理学療法士で落語家という日本で唯一のお笑い理学療法士。専門的な知識を、巧みな話術と独自考案された「エアリハ体操」を交えたワークショップ形式(参加型)でお届けするので、頭と身体で学べる講演会。さらに落語付き!
笑って、学んで、汗ばんで、そしてまた笑って、と楽しんでもらえること請け合いの講演会です!

講演「“笑”涯現役を目指す!エアリハ健康術」

「エアリハ」とは日向亭さんが考案された道具を使わないで行えるリハビリテーション。NHKでも取り上げられて全国で話題沸騰中!

本件では60代以上の檀家さんを中心に、皆さんの関心が高い「認知症予防」をテーマにご講演していただきました。ちなみに、この場合のエア{air}は空気という名詞ではなく「想像上の」という形容詞。エアギターを思い浮かべていただければ分かりやすいかと。

例えば腕を引くという動作でも、重い物をひっぱるという想像を加えるだけで、あら不思議。同じ動作をしているのに、筋肉が本当に物をひっぱったかのような疲労具合を呈します。つまり、重たい物を持つというリスクやそもそも物を用意する必要もないのです!

エアリハ体操&音楽療法

二つの課題を同時に行うことは認知症予防に最適なリハビリだそうです。本件では座ったままの体操より、難易度の高い音楽(リズム)に合わせた体操もご紹介いただき、皆さんにも実践していただきました。

手や腕を振り、足踏みをして、タイミングも併せて・・・と皆さん四苦八苦。でも大事なのは、できることではなく、楽しむこと。皆さん、汗をかきかき笑顔が溢れていました。

落語鑑賞=脳トレ

ところで、日向亭さんの講演においては、落語は重要なモチーフとなっています。なぜなら、落語は鑑賞する側が自然と想像力を働かせるからです。有名なのでいうと、扇子を使った蕎麦食い(関西ならうどん食い)でしょうか。演者の表情や音、しぐさを見て、我々は実際に蕎麦をすすっているイメージを頭で作っている訳です。つまり、落語を鑑賞することは、笑って楽しんだだけ、脳を鍛えていることになるのです。

最後に落語を一席。演目は「動物園」。大爆笑で終了となりました。

日向亭葵さんは認知症予防、転倒予防、健康生活、生涯学習などをテーマにした講演会、福祉大会、健康フェア、職員向け研修や、レクリエーションとして敬老会など、高齢社会における様々な講演会企画におすすめの講師です。ぜひ一度プロフィールをご覧ください。

>日向亭葵さんプロフィール

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投稿担当:オフィス愛  営業 上 田 晋 司